卵子凍結で晩婚や高齢出産に備える

卵子凍結は出産適齢期にある時期の機能性の優れた元気な卵子を凍結して保存し、実際に妊娠を望む時期に利用する手段です。
近年は晩婚化傾向が進む一方、出会いの機会がない、草食男子の増加、子育て環境が整備されていない、収入が少なく子育てが不安といった事情から、結婚したくてもできない方、子供を持ちたくても今はまだ無理といった方も増えています。
こうした事情をお持ちの方が、年齢や機会を焦ることなく、将来、子供を持てるよう卵子凍結をするメリットがあります。
既に配偶者やパートナーがいる方はもちろん、将来のパートナーと巡り会っていない方も卵子凍結しておくことで、年齢を重ねて結婚のご縁があった際に自分の卵子を使って子供を持つことが可能となります。
また、結婚されている方で経済面や環境面でまだ子供が持てないとお考えの方や、仕事が忙しい、やりたいことがあるなど、子育ては少し後回しにされたい方にとっても、将来の出産を支える方法を確保することで、ご自身の目標の達成や仕事に打ち込めるというメリットがあります。
将来の受精の成功と妊娠を望むためには、できる限り出産適齢期の時期の卵子を保存しておくことが望ましく、39歳までの実施が基本になります。